第28回APEC人材養成作業部会(HRD-WG)及び第7回キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合(ホーチミン) 【2006/05/22-26】

第28回APEC人材養成作業部会(HRD-WG)及び第7回キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合(ホーチミン)


概要


 APECの人材育成の共通課題を討議し、共同事業を推進する目的で、毎年開催される人材養成作業部会(HRDWG)、及び、キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合に日本代表として参加している。本会合は、2006年開催予定の人材養成大臣会合の議題の検討を行なうと共に、2007年の作業計画の討議、既存プロジェクト実施状況や新規プロジェクトの審査を行なう目的で開催された。

第28回 人材育成作業部会(HRDWG)全体会合
日程:2006年5月22日~23日、26日
場所:ベトナム、ホーチミン
主催:アジア太平洋経済協力(APEC)、ベトナム
参加者:APECの下記19地域より オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、ホンコン・チャイナ、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、チャイニーズ・台北、タイ、アメリカ、ベトナム


第7回 キャパシティ・ビルディング・ネットワーク会合
日程:2006年5月24日~25日
参加者:APECの下記17地域

内容


 第28回HRD-WG会合では、ネットワーク横断的共通テーマの議論とてして、「HRDとイノベーション」について、APEC代表による様々な視点での課題発表があり、APECの多様性をうかがわせた。
 2006年のAPECの指針としてベトナムから、「持続可能な発展と反映のためのダイナミック・コミュニティに向けて」というテーマ設定が提示され、事業計画への反映を行なうこととした。
 キャパシティビルディングネットワーク会合では、下記の現在進行中、完了プロジェクトなどの報告が行なわれた。日本からは、下記のプロジェクトについて報告した。

[完了報告]
「循環(リサイクル)型経済社会に向けての人材開発」
「リスク管理とコーポレートガバナンス強化の人材育成」

[準備・進捗状況報告]
「新しい国際貿易・投資の枠組み構築のためのキャパシティ・ビルディング」
WTO,FTAなどの新しい経済の枠組みに対応できる人材育成の課題とその資質の向上を目指す。シンポジウム、ワークショップ開催

「APECにおける物品・サービスの新たな調達戦略 ―企業の社会的責任のサプライチェーンでの導入―」
中小企業を含むサプライチェーン全体での、企業の社会的責任を確保するための有効な戦略とその為の人材育成。ケース開発。
また、2007年実施予定の新規プロジェクトとして、日本とマレーシアから下記の提案があり、いずれも多くの支持を得て、承認された。貿易研修センターは、日本提案プロジェクトを推進する。

[日本提案のプロジェクト]
「投資の自由化・円滑化のためのキャパシティ・ビルディング」
行政官、民間企業経営者対象の、外国投資導入を円滑化するための、法・社会システム整備のベストプラクティスの収集と研修事業
予算規模:総額173,600ドル、APEC予算要求額142,000ドル

[マレーシア提案のプロジェクト]
『遠隔教育による農村・貧困層の人材育成プロジェクト』
遠隔教育を活用し、格差をなくすための人材育成プロジェクト

 貿易研修センターが中心となって推進し、完了したプロジェクトの成果が報告書としてAPECのウェブサイトから無料でダウンロードできることについて、高い評価を受けた。また、新規案件についても、11メンバーからのサポート表明が得られ、積極的な参加が期待出来る。


HRD-WG(人材養成作業部会)会合

HRD-WG(人材養成作業部会)会合

キャパシティ・ビルディング・ネットワーク  (CBN)会合

キャパシティ・ビルディング・ネットワーク (CBN)会合


HRD-WG(人材養成作業部会)会合 全体集合写真

HRD-WG(人材養成作業部会)会合 全体集合写真




担当:人材育成部