平成19年度 愛知アジアインダストリアルツアー【2007/11/27-28】

平成19年度 愛知アジアインダストリアルツアー


概要


 経済産業省では、近代化産業遺産の活用による地域経済の活性化に向けた取り組みを本格化させようとしている。そこで、今回は経済産業省の協力を得て、国内外の産業遺産の有識専門家を交え、名古屋及びその周辺の産業遺産を視察するアジア・インダストリアルツアーを、アジア諸国の在日外交官を対象に実施した。

日程:2007年11月27日~28日
主催:財団法人貿易研修センター
後援:経済産業省
協力:中部経済産業局


参加者


21名(詳細は下部を参照)


主な訪問先等


・経済産業省(オリエンテーション、産業遺産関連レクチャー)
・堀川運河視察
・ノリタケの森
・トヨタ産業技術記念館
・博物館酢の里
・デンソー高棚製作所

内容


 ツアーは経済産業省に集合、METIでのオリエンテーションからスタートした。そこで、産業遺産事業担当の古屋企画官より、産業遺産保存の取り組みに関するレクチャー、また、産業遺産専門家の小風秀雅氏から「明治期における我が国陶磁器輸出の展開」(和英通訳付)についての講演を実施した。 愛知での訪問先は、日本の輸出に大きな役割を担ったノリタケカンパニー、世界のトップ企業となったトヨタの関連施設であるトヨタ産業技術記念館、半田地域の大きな特色を活かしたミツカン酢の里などを訪問し、創始者や企業発展の歴史を知るよい機会となった。また、現役工場のデンソー訪問を取り入れ、参加者に愛知の幅広いものづくりのあり方を理解できるようにした。また、名古屋の堀川運河クルーズでは船内において、名古屋在住の産業遺産専門家によるレクチャーを聞きながら視察を行い、堀川のもつ産業遺産的価値を探る視察とした。
 短期間ではあったが、愛知を代表するトヨタ、ノリタケ、ミツカン、デンソーの各施設訪問を取り入れたことで、参加者からは、愛知の歴史、産業の総合的な情報を入手できた、幅広い知識を身につけることができたとの声が多く聞かれた。特に訪問地のトヨタ産業技術記念館、ノリタケの森での評価は高く、日本を代表する技術や創業者の果たした役割、愛知のものづくり等、アジア諸国の参加者にとって多くを学ぶ機会となった。


METIでのオリエンテーション

METIでのオリエンテーション

トヨタ産業技術記念館

トヨタ産業技術記念館


酢の里

酢の里



参加者


(在日アジア外交官12名)
1.バングラデッシュ大使館 商務参事官
 ファイズラー アブダル マンスール
2.ブルネイ・ダルサラーム国大使館 三等書記官
 リザヤルニ マスリ
3.カンボジア王国大使館 二等書記官
 チャウ・ソティラ
4.中国人民共和国大使館 二等書記官
 李 茜
5.インドネシア共和国大使館 商務官
 トゥルス ブディアント
6.大韓民国大使館 二等書記官
 李基成(リーキーサン)
7.ラオス人民民主共和国大使館 一等書記官
 ビラサック ソンポン
8.マレーシア大使館 公使参事官
 モハマッド タミル バーリア
9.ミャンマー連邦大使館 公使参事官
 ミィン トン
10.パキスタン・イスラム共和国大使館 公使
 イムティアズ アハマド
11.フィリピン共和国大使館 公使兼領事
 ジナ A. ハモラリン
12.東ティモール民主共和国大使館 二等書記官
 ジュリオ ダ コスタ フレイタス

(産業遺産専門家9名)
1.元 フランス国立社会科学高等研究院 ビジネスヒストリー及び産業遺産教授
 ルイ・ベルジュロン
2.ドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン州 都市開発局 筆頭次官補
 ハンス・ディーター・コリネット
3.ドイツ ブランデンブルグ工科大学 文化財保護研究所 研究員
 アンケ・クーマン
4.イギリス イングリッシュヘリテージ 産業遺産課長
 キース・ファルコナー
5.(独)国立科学博物館産業技術史資料情報センター主幹
 清水 慶一
6.お茶の水大学教授
 小風 秀雅
7.株式会社エイ・ワークス 代表取締役
 赤崎 まきこ
8.中部産業遺産研究会メンバー
  大橋 公雄
9.愛知教育大学助教授
 マイヤー・オリバー・ルードビッヒ

計21名

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担当:国際交流部