国際医療福祉大学大学院 ケースメソッド研修会【2008/07/23】

国際医療福祉大学大学院 ケースメソッド研修会


概要


 「ケースメソッド授業」とは、ケース教材を使用し、講義形式ではなく、参加者相互の討議を通して学ぶ授業方法で、ビジネススクールを始めとする国内外の教育機関において活用されている。日本では経営教育を中心に活用され、教育成果を上げてきているが、近年、MBAの経営教育のみならず、様々な領域でケースメソッド授業の導入が試みられている。その中で、医療分野におけるケースメソッドの有用性についても大きく期待されている。
 今回、ケースメソッド導入を試みている国際医療福祉大学大学院からの依頼により、同大学院のファカルティ・ディベロプメント・プログラムの一部として、ケースメソッド研修会を実施し、医療教育の現場でのケースメソッド授業の活用の可能性についても意見を交換した。


主催:国際医療福祉大学大学院、財団法人貿易研修センター
日程:2008年7月23日(水) 9:00-12:00
場所:国際医療福祉大学大学院 東京サテライトキャンパス
講師:財団法人貿易研修センター 人材育成部部長 稲葉エツ


内容


 ケースメソッドについての理解を深めてもらうため、参加者の方々には事前にケースメソッドに関する資料や動画を見てもらい、研修会当日にもオリエンテーションとしてケースメソッドの概要やその教育効果について紹介した。
 また、ケースメソッドを実際に体験してもらうため、ケースの「事前学習」「グループ・ディスカッション」「全体ディスカッション」という一連の流れに沿って研修を進め、その後、ディスカッションを振り返って、ケースメソッドを運営する際の留意点について議論と質問応答を行った。参加者は新しい教育方法に対する関心度がとても高く、非常に熱心な議論の様子が見られた。

 参加者の7割以上は、ケースメソッドの経験が全く無かったが、研修後のアンケート結果(26名回答)によれば、ケースメソッドに対する理解が「大変深まった(46%)」「以前よりは深まった(54%)」と、1回の研修ではあったが、この研修会がケースメソッドについての大まかな知識を得る機会になったことが分かる。また、「今後、自分が担当する講義やコースで、ケースメソッドは活用できそうか」という質問に対しては、「大いにできそう(35%)」「少しはできそう(46%)」と、全体の8割がケースメソッドに対してポジティブな評価を付けており、今後の医療分野でのケースメソッドの活用の取り組みに期待が高まる結果となった。


オリエンテーション

オリエンテーション

クラスディスカッション

クラスディスカッション




担当:人材育成部