平成21年度 北海道寒冷地住宅技術ミッション派遣事業 (ロシア)【2009/10/19-22】

平成21年度 北海道寒冷地住宅技術ミッション派遣事業 (ロシア)


概要


 北海道には寒冷地用の建設資材や部材、設備機器等の商品を製造している企業や、寒冷地住宅メーカー、研究機関が集積しており、これらが有している商品及び技術は、国内他地域と比べ比較優位性が高く卓越した専門性を有している。
 一方、北海道の隣国ロシア連邦では、現在は世界的な金融危機の影響を受けているとはいえ、1999年以降、石油、天然ガス等の資源輸出により経済は急速に回復し、その市場は急激に拡大している。特に極東地域では、ウラジオストク市でのAPEC関連プロジェクトが進展している。
 このため、ロシア極東地域に北海道の産学官金のミッションを派遣し、北海道の優れた寒冷地住宅・関連商品・技術に係るセミナー・B to B商談会等を開催し、新たなビジネスチャンスの発掘・拡大を促進する。また、あわせて、ロシア極東地域における経済交流可能性に係る調査を実施し、現地の具体的なビジネスニーズ・シーズを明確に把握することにより、今後の経済交流支援方策を検討し、住宅関連産業をはじめとした北海道地域の産業・経済の活性化を図る。


日程:2009年10月19日~22日
主催:(財)貿易研修センター、北海道経済産業局、北海道
協力:北海道銀行
場所:ウラジオストク、ハバロフスク(ロシア)


参加者


・寒冷地住宅技術専門家 2名 (北海道大学 瀬戸口准教授 北海道立北方建築総合研究所 福島部長)
・ロシアビジネス専門家 3名
((社)北海道総合研究調査会(HIT)、(株)インターアクト、(有)ファルコンジャパン)
・関係機関 1名
(帯広信用金庫)
・商談会参加企業(住宅メーカー、資材・部材業者、設備機器業者)9名
(1)(株)アサヒ特販・(2)(株)アサヒクリエイト、(3)(株)FPコーポレーション、(4)(株)カワムラ、(5)(株)キムラ、(6)サンポット(株)、(7)東邦工業(株)、(8)(株)光合金製作所、(9)(株)ユニオン
・北海道経済産業局 2名
・北海道銀行 3名
・北海道 1名
・財団法人貿易研修センター 1名
(計22名)


主な訪問先


・在ウラジオストク日本国総領事館、日本センター
・日本センター
・ガラクティカ社(建設中住宅)視察
・ゼニットエム社(日本製建材の展示)視察
・在ハバロフスク日本国総領事館、日本センター
・ホームセンター(ソンツェ、バヤルド)視察


内容


 寒冷地住宅専門家、北海道内住宅関連企業、ロシアビジネス専門家、関連機関からなる産学官金のミッション参加者により、北海道の寒冷地住宅技術をPRするセミナー・商談会をウラジオストク、ハバロフスクにて開催した。また、セミナー・商談会の前に現地の住宅関連企業や建築中住宅を視察し、ロシア極東地域における住宅関連産業の現状とビジネス環境の把握を行った。
1)現地の住宅関連企業や建築中住宅の視察では、ロシアと日本の住宅産業の違いや共通点を把握するとともに、ロシア企業とのビジネスにおける課題や事情の理解を深めることができた。
2)セミナー・商談会では両開催地ともに約70名以上の現地企業参加者が足を運び、活発な情報交換を行うことができた。実際に次回商談の約束を受けた企業もあり、ビジネスへつながる第一歩となった。
3)参加企業同士や各専門家とのネットワークを構築できたことは、今後の北海道寒冷地住宅のロシアビジネスにおける発展に有意義なものになると考える。


ガラクティカ社建設中住宅視察

ガラクティカ社建設中住宅視察

建設中住宅の内部

建設中住宅の内部


北海道寒冷地住宅技術セミナーの様子

北海道寒冷地住宅技術セミナーの様子

商談会の様子

商談会の様子




担当:国際交流部