平成21年度 メコン圏企業誘致調査ミッション派遣(カンボジア・ラオス) 【2010/01/24-31】

平成21年度 メコン圏企業誘致調査ミッション派遣(カンボジア・ラオス)

概要


 本事業では、メコン圏諸国における企業誘致の現状と課題を把握するとともに、当該分野における訪問各国のカウンターパートとのネットワークの構築・強化を目的とし、この分野で実績にある専門家2名をカンボジア及びラオスの2カ国に派遣した。なお、次年度に予定している「第4回CLMV若手有望指導者招聘事業」をより効果的に実施することを念頭に、各関係機関とのネットワーク作りもあわせてねらった。

主催:(財)貿易研修センター
日時:2010年1月24日(日)~31日(日)
場所:カンボジア(プノンペン)、ラオス(ビエンチャン)

参加者


(1)企業誘致分野の専門家
-日本商工会議所 国際部 副部長
西谷 和雄 氏

-国立大学法人 山口大学大学院 技術経営研究科 准教授
廣畑 伸雄 氏

(2)事務局
貿易研修センター アジア部 富所 香織


主な訪問先等

・プノンペン商工会議所 メンテック事務総長と懇談
・カンボジア開発評議会 今村裕二 専門家から経済概況のブリーフィング
・JICAカンボジア事務所 鈴木康次郎所長、宮下陽二郎 民間セクター担当企画調査員との懇談
・商業省 チャム・プラシッド商業大臣表敬
・カンボジア開発評議会 ソク・チェンダ事務局長(首相特命大臣)表敬
・Phnom Penh Special Economic
・タイガーウイング社(製靴業)
・アステム社(小型モーター製造)
・カンボジア日本商工会関係者との意見交換
・カンボジア日本大使館 黒木雅文 特命全権大使 表敬
・夕刻 朝倉俊雄JICA専門家(商工省貿易促進局派遣)と意見交換
・ラオス日本人材開センター 佐藤幹治所長と懇談
・JICAラオス事務所 武井耕一次長、磯辺良介所員と懇談
・計画投資省(MPI) フンペン・スーラライ投資促進局長表敬
・ラオス商工会議所訪問 カンタヴォン・ダラヴォン事務局長と懇談
・在ラオス大使館 経済班 田中智大書記官と懇談
・商工省 ナム ヴィニヤケート商工大臣表敬
・日系企業 Laodi(ラム酒製造)視察
・日系企業 CBC(縫製)視察
・日系企業 王子製紙(植林)視察
・日本人商工会議所関係者との意見交換

視察
・1.中国の商業住宅開発現場
・2.タイ国境・Duty Free Shop
工場集積地域(NR-1)経由
・3.友好橋
・4.既存物流センター
・5.マレーシア商業開発の予定地
・6.タナレーン鉄道駅
・7.VIP候補地
タットルアン湿地帯、450年記念道路建設現場、DR-108号
拡張工事現場経由
・8.台湾工業団地の予定地


内容


 本調査は、急速に変化を遂げているラオス・カンボジア両国の、今日における経済・産業動向を把握し、その成果は、冊子の形でまとめるとともに、2月に実施した「IISTアジア研究会公開シンポジウム」を通じて報告した。
 調査に関する詳細は、派遣専門家の日本商工会議所 国際部 副部長 西谷和雄氏、山口大学大学院 技術経営研究科 准教授 廣畑伸雄氏の報告を冊子にまとめたものを参考にしていただきたい。
 冊子には、投資アドバイザーとして現場で活躍されるエキスパートのお二人、カンボジア投資委員会アドバイザー 今村裕二氏(JICA専門家)とラオス国家計画投資省投資促進部顧問 宍戸浩一氏(JICA専門家)に特別にご寄稿いただいたので、進出を考えている方々には貴重な資料となるものと思う。
 カンボジアとラオスでは、関係各所で積極的に日本企業を誘致したいとの意気込みを感じた。あるところで、インフラが整わないと進出できない、などと言うのは日本企業くらいではないか、との声を聞いた。やや乱暴ではあるが、近隣諸国のメコン圏への進出状況を見るにつけ、頷かないわけにはいかない言葉として耳に残っている。
 本調査では、次年度に予定している「第4回CLMV若手有望指導者招聘事業」をより効果的に実施することを念頭に各関係機関とのネットワーク作りもあわせて狙った。ラオスのナム商工大臣、ラオス商工会議所ダラヴォン事務局長などから、「IISTの招聘事業に自分自身が参加し、仕事に活かせる貴重なものだった。今後も若手企業家などを日本で勉強させる機会をつくってもらえるとありがたい」といった、事業への大きな期待の声をいただき、手ごたえを感じることができた。また、現地在住の日本人専門家からも、可能であれば推薦したい人材は多数いる、とのありがたいお申し出をいただくことができた。
 なお、実施および終了に至るまでには、経済産業省アジア大洋州課課長補佐 小林豊治氏をはじめ、国際協力機構本部(JICA)東南アジア第二部部長 菊地文夫氏、東南アジア第二部 参事役 明石和彦氏、日本貿易振興機構本部(JETRO)企画部事業推進主幹 若松勇氏、企画部事業推進室室長代理 小林寛氏、現地においては、在カンボジア日本国大使館 横山博之一等書記官(経済・経済協力班)、カンボジア投資委員会アドバイザー 今村裕二氏(JICA専門家),JICAカンボジア事務所 民間セクター担当企画調査員 宮下陽二郎氏、ラオス国家計画投資省投資促進部顧問 宍戸浩一氏(JICA専門家)、JICAラオス事務所 磯辺良介氏、ラオス商工省貿易促進局 貿易促進強化プロジェクト、チーフアドバイザー 朝倉俊雄氏(元IISTアジア部長)等、多くの方々のお力添えを賜ったことを付記し、謝意を申し上げたい。
 本事業がメコン圏に対する更なる理解と、より活発な経済交流の実現に向けた一助となることを期待したい。


チャム・プラシッド商業大臣表敬

チャム・プラシッド商業大臣表敬

ソク・チェンダ カンボジア評議会  事務局長(首相特命大臣)表敬

ソク・チェンダ カンボジア評議会 事務局長(首相特命大臣)表敬


 アステム社(小型モーター製造)視察

アステム社(小型モーター製造)視察

ナム商工大臣表敬

ナム商工大臣表敬


ナム大臣表敬を伝える現地紙

ナム大臣表敬を伝える現地紙


メコン地域図

メコン地域図



担当:総務・企画調査広報部