平成22年度 第39回 リーダーシッププログラム 【2010/09/06-11】

平成22年度 第39回 リーダーシッププログラム


概要


 急速に進行する日本の少子高齢化は、需要の縮小、労働力の減少など、日本の経済に大きな影響を与えている。一方、日本の産業界は、雇用形態の改革やイノベーションでこれら課題を克服するとともに、高い技術を活用し、新たな成長産業を創出することに努めている。本プログラムでは、世界のオピニオンリーダーを招聘し、専門家による講義や、関係企業訪問を通じて、少子高齢化への産業界の具体的な取組について学び、同分野における対日理解の促進や経済交流の発展を図る。
 第39回プログラムは、「日本の少子高齢化社会への産業界の対応」をテーマに、9名の参加者を得て実施された。

日程:2010年9月6日(月)~9月11日(土)
主催:財団法人貿易研修センター
後援:経済産業省


被招聘者


9名(詳細は下部を参照)


主な訪問先等


・経済産業省 経済産業大臣政務官 高橋 千秋 表敬
・プレゼンテーション:「医療・介護・高齢者・子育てのニーズと産業創造」
 経済産業省 商務情報政策局 サービス政策課長 間宮 淑夫
・プレゼンテーション:「日本の経済」
 (株)富士通総研 経済研究所 エグゼクティブ・フェロー 根津 利三郎
・(独)産業技術総合研究所 臨海副都心センター
・日本アイ・ビー・エム(株)
・(株)ニチイ学館・ニチイホーム墨田
・プレゼンテーション:「日本の少子・高齢化について」
 国立社会保障・人口問題研究所 企画部 第四室長 鈴木 透
・トヨタ自動車(株)
・日進医療器(株)
・(株)日吉屋訪問


内容


 世界9カ国より、少子高齢化問題を担当する行政官や、経済団体役員、研究者からなるオピニオンリーダーを招聘し、医療・介護・高齢者・子育てに関する経済産業省の政策ブリーフィングと意見交換、専門家による講義、生活支援ロボットや介護関連など、テーマに関する企業訪問を、東京、名古屋、京都で実施した。
 先進国共通の課題である少子高齢化と日本の産業について、参加者より、我が国政府が少子高齢化社会に対して明確な戦略を持っている、高齢者生活支援のためのロボット開発など、産業界がモノ・サービスにおけるイノベーションで新たなニーズに対応している、伝統的な家族制度の変革や女性の社会進出が課題解決のために必要である、など多くの意見をいただいた。参加者は、プログラム参加を通じて、自国の少子高齢化政策への参考となる多くのことを学んだほか、訪問先の企業を自国に誘致する動きも進んでおり、今後、同分野における経済交流の発展も期待される。


高橋経済産業大臣政務官 表敬

高橋経済産業大臣政務官 表敬

(独)産業技術総合研究所 臨海副都心センター訪問

(独)産業技術総合研究所
臨海副都心センター訪問


日進医療器(株)訪問

日進医療器(株)訪問

(株)日吉屋訪問

(株)日吉屋訪問


被招聘者


(アルファベット順)


1. Dr. Patricia ALANIS(パトリシア・アラニス)(Chile)
(チリ大統領府 高齢者庁 企画開発部長)

2. Ms. Ninie Yan WANG(王燕.(ワン・エンニ))(China)
(中国老年学学会 国際部 主任)

3. Dr. Jacques LE CACHEUX(ジャック・ル・カシュー)(France)
(フランス経済情勢研究所(OFCE)経済調査研究部門 ディレクター/ポー大学 教授(経済))

4. Mr. Thomas KATSADOUROS(トーマス・カツァドゥロス)(Greece)
(アテネ商工会議所 会頭経済顧問)

5. Mr. Tamas LESKO(タマーシュ・レスコー)(Hungary)
(ハンガリー国家経済省 企業振興局 課長補佐)

6. Ms. Gabriella DEGANO(ガブリエッラ・デガーノ)(Italy)
(イタリア職人・手工業連盟 国際課長)

7. Mr. Paulo Eurico Alves VARIZ(パウロ・エウリコ・アルヴェシュ・ヴァリス)(Portugal)
(ポルトガル経済革新開発省 企業活動局 次長/ポルトガル・カトリック教大学 教授(社会経済))

8. Dr. LOKE Wai Chiong(ロック・ワイ・チョン)(Singapore)
(シンガポール経済開発庁 健康福祉プログラム ディレクター/保健省 国立医療研究カウンシル 事務局長)

9. Dr. Philip ROBINS(フィリップ・ロビンス)(U.K.)
(英国オックスフォード大学 セントアンソニーズカレッジ(政治学)フェロー)


担当:国際交流部