企業研修の講師のためのインタラクティブ・セッション 「企業研修で行うケースメソッド授業 -そのチャンスとリスク-」【2011/07/26】

企業研修の講師のためのインタラクティブ・セッション
「企業研修で行うケースメソッド授業 -そのチャンスとリスク-」


概要


 これまでCCJでは、ケースメソッド教授法を大学(院)等で扱う場合を想定した企画が中心であったが、CMを企業研修の場に取り入れる機会が増えている現状を踏まえ、企業研修で活用されるCMに焦点をあてたセッションを企画した。
 講師には、高木晴夫氏(慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授)、竹内伸一氏(慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 特任准教授)を迎えた。参加者は、「ケースメソッドを活用して企業研修を行う上で、直面している課題」について、事前に提起した上で、当日参加した。


主催:日本ケースセンター(一般財団法人貿易研修センター)

日程:2011年07月26日 13:00~16:30


参加者


経営コンサルタント、企業内研修担当者、など


内容


 当日は、両講師の講演と、それぞれの課題を整理し合うグループ討議と発表、そして質疑応答、という構成で行われた。高木氏からは、参加者が事前に提出した課題を踏まえて、企業研修特有の課題を整理し、「授業運営の標準化」について、その効果と意味について、話がなされた。竹内氏は、企業研修における「ハッピーなシナリオとアンハッピーなシナリオの分岐点」として、これまでの経験からいくつかの事例を分類した上で気づいた分岐点について語られた。
 グループ討議を踏まえた質疑応答では、授業運営の手法について、「どこまでマニュアル化出来るのか」、またそのマニュアルを創り出す方法を、「どこまで形式知化することができるのか」という参加者から質問に対し、高木氏は川柳を例えにその難しさを示唆した。また「役員を研修に引き込む手法」への回答として、講師が「現場感覚」を持つことの重要性を唱えた。「現場感覚」については、産業や商品、創業者による違いなど、講師が把握できない「個別項」があっても、一方で、多くの企業に共通する特性である「共通項」を講師が熟知していることで示すことができる、とした。


高木晴夫 教授

高木晴夫 教授

竹内伸一 特任准教授

竹内伸一 特任准教授


質疑応答

質疑応答




担当:人材育成部