APEC 貿易投資促進のための中小企業人材管理制度強化プロジェクト パイロットセミナー(ソウル) 【2012/09/23-26】

APEC 貿易投資促進のための中小企業人材管理制度強化プロジェクト パイロットセミナー(ソウル)


概要


 APEC域内の中小企業が、域内の貿易投資自由化の好機を活かすためには、優れた人材を育成・確保し、企業の知的財産として積極的に活用することにより、グローバル市場で競争力を強化することが必要である。本セミナーは、中小企業が有効な人材管理制度を確立するためのキャパシティ・ビルディングを目的としたプログラムを開発するため、これまでに開発した教材を活用したパイロット研修を実施した。

主なスケジュール


2012年9月23日
APEC専門家によるセミナーの準備会合

24-25日
パイロットセミナー:「中小企業の戦略的人材マネジメント-グローバル経済で成功するために-」

26日
APEC専門家によるラップアップ会合、他

参加者


 セミナー参加者:韓国の中小企業経営者、中小サプライヤー企業の取引先である大手企業のマネージャー、人材コンサルタント、公的機関の人材育成担当者 14名

 リソース・スピーカー:APEC域内の人材育成専門家など12名(カナダ、インドネシア、日本、韓国、ニュージーランド、フィリピン、チャイニーズ台北、タイ、ヴェトナム)


内容


 本プロジェクトは、APEC域内の中小企業がグローバルなサプライチェーンに参入するため、有効な人材管理を通じて優秀な人材を育成・確保し、企業の国際的な競争力を強化することを目的として、平成23年に提案された。平成24年4月に開かれたキックオフ会合の合意を基に、企業の人材管理制度に関する様々な課題について、APECの8地域から、10ケースが開発された。このケースを活用し、人材管理制度に関するプログラムを構築するために、パイロットセミナー「中小企業の戦略的人材マネジメント-グローバル経済で成功するために-」を、現地共催団体であるHuman Resources Development Service of Korea(HRD Korea)の協力のもとに、9月に韓国・ソウルで実施した。

 2日間に渡るセミナーは、「経済の自由化により中小企業が直面する課題と好機」、「人的資源活用による戦略的優位性の確保」、「イノベーションと成長の推進」、「制度を通じた組織文化の形成」という4つのテーマを議論することにより、企業の現状と今後の方向性について考え、ビジネス戦略に適した人材管理制度は何かを検討することを目的とする。各テーマに沿って、APECの専門家が開発したケースを発表し、企業の成功要因や、人材管理に関する共通の課題や差異について議論が行われた。セミナーを通じて、参加者は、ビジネス戦略と人材管理制度を連携させることの重要性や、各エコノミーによって組織文化や有効な人材の管理手法が異なることなどを学んだ。セミナーの成果は、今後の人材管理制度プログラムに反映されるとともに、教材として使用したケースは最終化され、出版・公表される。


セミナーの様子

セミナーの様子

韓国のセミナー参加者との記念撮影

韓国のセミナー参加者との記念撮影




担当:人材育成部