APEC 貿易投資促進のための中小企業人材管理制度強化プロジェクト キックオフ会合(東京) 【2012/04/23-25】

APEC 貿易投資促進のための中小企業人材管理制度強化プロジェクト キックオフ会合(東京)


概要


 APEC域内の貿易投資自由化が進行する中、中小企業がこの好機を活かして発展するためには、企業活動のグローバル化に対応できる人材が必要不可欠である。本プロジェクトは、有効な人材管理制度を通じて優れた人材を育成・確保し、企業の競争力を強化するためのキャパシティ・ビルディングを目的とし、初回のキックオフ会合では、課題の共有や、事業の方向性について議論した。

主なスケジュール


2012年4月23日
ワークショップ:APEC域内の中小企業の抱える課題とキャパビルのニーズ:共通点と相違点

24日
ワークショップ:プロトタイプ研修プログラムとケース開発の検討

25日
企業視察:(株)江戸切子の店 華硝

参加者


 APEC域内の人材育成専門家など15名(カナダ、インドネシア、日本、韓国、フィリピン、チャイニーズ台北、タイ、ヴェトナム)


内容


 APECの貿易・投資自由化の進行に伴い、域内の中小・新興企業は、グローバルなサプライチェーンに参入し、市場の拡大や企業の成長を図ることが可能となった。過去に実施したAPECプロジェクト「知的資産を活かした戦略的中小企業経営」では、経済の自由化を背景に、企業が知的資産を活用するための人材管理の重要性が指摘されたが、域内の多くの中小企業では、有効な人材管理制度を企業内部に確立していない。これを踏まえて、本プロジェクトは、域内の中小企業が優れた人材を育成・確保し、企業の知的財産として積極的に活用することにより国際的な競争力を強化するためのキャパシティ・ビルディングを目的に、平成23年度に日本が提案した。

 プロジェクトの第1フェーズとして開催したキックオフ会合では、APECの各エコノミー代表によって推薦された人材育成の専門家が、事前調査に基づき、域内の中小企業が抱える人材育成の課題や現状を共有し、有効な人材管理における共通要素や差異の抽出を行った。それを基に、今後各専門家が開発するケースの主題と方向性を議論し、次回開催するパイロット研修のプログラム内容を検討した。また、企業視察では、日本の伝統産業である江戸切子を製造・販売する中小企業を訪問し、今後の経営方針や人材育成の課題等について話を伺った。


ワークショップの様子

ワークショップの様子

APEC参加専門家

APEC参加専門家




担当:人材育成部