第36回APEC人材養成作業部会(HRD-WG)及び第15回キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合(寧波) 【2014/2/18-21】

第36回APEC人材養成作業部会(HRD-WG)及び第15回キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合(寧波)


概要


 2014年2月、中国がAPECのホストエコノミーとして、第36回HRD-WGおよび第15回CBN会合を寧波で開催した。IISTはCBNの日本代表機関として同会合に参加。参加エコノミーと人材育成分野の優先事項について議論を実施したほか、海外投資促進のための経営人材育成に関する新規プロジェクトの実施計画を発表した。

日程


・2014年2月18日 第36回HRD-WG

・2月19日 第15回CBN会合

・2月20日 第15回CBN会合

・2月21日 第36回HRD-WG

PDF (112KB) 詳細スケジュール(英語)

内容


 2014年APECは、「未来志向のアジア太平洋パートナーシップ構築に向けて」をテーマに、地域経済統合加速化、イノベーションの発展と経済改革・成長の促進、包括的な連結とインフラ開発の強化を中心に、新興国を巻き込んだ経済発展の更なる推進を目指すことが表明されている。これを受けて、第36回HRD-WGでは、これまでの成果をもとに、2014年の指針に人材育成の分野でどのように貢献するか議論を行った。

 2013年インドネシアのメダンで開催した第35回HRD-WGにおいて、第6回人材養成大臣会合(HRDMM)をヴェトナムで実施することが決定した。本会合では、ヴェトナムにより準備の進捗状況が報告され、9月5日に実務者会合、6日に大臣会合を、ダナン市で開催することが発表された。また、HRDMMで主要テーマとなる「人材育成を通じた人と人との連結性と質の高い雇用確保の強化」と、人材育成、労働移動、包括・持続的成長に関するサブテーマの内容について検討し、今後継続して議論を行うこととなった。このほか、関連するエコノミーやネットワークで閣僚共同声明、行動計画等の起草を行うこと、HRDMMの前に準備会合を実施することが提案され、HRD-WG全体でヴェトナムをサポートすることで合意した。このほか、2014年にHRD-WGの役割と機能について検討する独立評価実施に関する説明、HRD-WGの中長期計画、規約、APECからのタスク・ステートメントについて今後継続協議することなど、今後のHRD-WGの活動に関する議題について話し合った。

 第15回CBN会合には、日本をはじめ、豪州、ブルネイ、中国、インドネシア、韓国、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、チャイニーズ台北、タイ、ヴェトナムの12カ国・地域が参加。チャイニーズ台北が2期目のコーディネーターを務めた。会合では、各エコノミーにより、重点項目(「中小企業・起業家の能力開発」、「能力基準や訓練品質の保証システムの開発」、「スキル開発や職業訓練センターの連携促進」、「職業訓練での産学連携による能力格差の是正」)に沿って計画されたプロジェクトの発表が行われた。IISTは、その一環として2014年に実施予定の新プロジェクト「海外投資成功のための戦略的人材マネジメント」の概要を説明し、多くのエコノミーから賛同の意と共同スポンサーになる旨が表明された。このほか、2015年にフィリピンがパプアニューギニアと協力して人材育成上級会合を実施すること、HRDMMの準備にCBNが積極的に関与することなどを話し合い、今後のCBNのHRD-WGへの更なる貢献が期待される。


第36回HRD-WG

第36回HRD-WG

第15回CBN会合

第15回CBN会合




担当:人材育成部