第12回「CCJケースメソッド研究会」【2014/11/28】

第12回「CCJケースメソッド研究会」


概要


 日本ケースセンターは、ケースメソッド授業の運営能力の向上を図るため、ディスカッションリードの演習の場を提供し、参加者同士で研鑽する「CCJケースメソッド研究会」を開催している。

日程:2014年11月28日(金)

場所:一般財団法人 貿易研修センター

大学教員、セミナー講師・企業の人事担当者など17名


内容


 日本ケースセンターは、ケースメソッド授業の運営能力の向上を図るため、ディスカッションリードの演習の場を提供し、参加者同士で研鑽する「CCJケースメソッド研究会」を開催している。第12回の研究会では、ケース「アップル 2012年」を使用し、ディスカッションリーダー役の参加者が、生徒役の参加者を対象に模擬授業を行った。

 本ケースには、アップル社の創業時から、同社を倒産の危機から世界最大かつ最も収益力の高い企業のひとつへと変貌させたスティーブ・ジョブズの逝去後までの同社の歩みが描かれている。ジョブズが音楽、通信機器、コンピュータ・タブレットなど、いくつもの業界に革命をもたらした成功の過程について説明するとともに、ジョブズの後継者であるティム・クックのもと、同社が次の段階へ発展することができるかについて考えるケースである。

 冒頭のオリエンテーションの後、参加者はグループに分かれて議論を行った。次にグループ討議での話し合いをもとに、ディスカッションリーダーのケースリードによって全体のクラス討議を行った。ディスカッションでは、デザインやユーザビリティなどに代表されるアップル社の事業と製品の強みや、「Mac」「iPod」「iPhone」「iPad」など、一連のアップル製品の競合相手や、今後市場で競争優位性を保つことができるか、参加者同士で意見を交換した。また、ジョブズが同社の成功に果たした役割について分析し、今後同社が抱える課題や、成功を維持していくために何をすべきか考えた。

 最後のディブリーフィングでは、ケースリーダーが教育目的などについて解説を行った後、モデレーターの進行のもと、生徒役の参加者がディスカッションリードの内容について振り返りを行った。生徒の発言の仕方や、フレームワークの活用について活発な意見交換を行い、ケースリードの方法について多くを学んだ研究会となった。


セミナーの風景

セミナーの風景



担当:人材育成部