第13回「CCJケースメソッド研究会」【2015/02/27】

第13回「CCJケースメソッド研究会」


概要


 日本ケースセンターは、ケースメソッド授業の運営能力の向上を図るため、ディスカッションリードの演習の場を提供し、参加者同士で研鑽する「CCJケースメソッド研究会」を開催している。

日程:2015年2月27日(金)

場所:一般財団法人 貿易研修センター

大学教員、セミナー講師・企業の研修担当者など17名


内容


 日本ケースセンターは、ケースメソッド授業の運営能力の向上を図るため、ディスカッションリードの演習の場を提供し、参加者同士で研鑽する「CCJケースメソッド研究会」を開催している。第13回の研究会では、ケース「デルタ航空(A):格安航空会社の脅威」を使用し、ディスカッションリーダー役の参加者が、生徒役の参加者を対象に模擬授業を行った。

 本ケースには、米国を代表する老舗航空会社のデルタ航空が、サウスウエストやジェットブルーなどの格安航空会社(LCC)の台頭がもたらす低価格競争を背景に、LCC対策の検討を迫られる姿が描かれている。米国における航空産業、LCCの成功と老舗航空会社の対応について解説し、LCCの脅威に対抗するために、デルタ航空がどのような選択をすべきかについて考えるケースである。

 冒頭のオリエンテーションの後、参加者はグループに分かれて議論を行った。次にグループ討議での話し合いをもとに、ディスカッションリーダーのケースリードによって全体のクラス討議を行った。ディスカッションでは、1990年代の米国航空業界で低い投資収益率が続いた背景と、サウスウエストやジェットブルーなどのLCCが利益を生み出している理由について議論した。また、デルタ航空を含めた大手航空会社のLCCが全て失敗に終わった理由を分析し、それを踏まえて、現状を維持する、自社のLCC事業を修正する、または新規にLCCを立ち上げる、などの選択肢を検討し、デルタ航空がどのような対策をとるべきか考えた。

 ディブリーフィングでは、ケースリーダーによる教育目的の解説の後、ディスカッションリードの内容について振り返りを行った。モデレーターの進行のもと、生徒役である参加者は、ディスカッション設問の内容、順番や時間配分などについて活発に意見交換を行い、効果的なケース討議の方法について広く学んだ。


セミナーの風景

セミナーの風景



担当:人材育成部