ミャンマーでは1990年代末以降、縫製や製靴など労働集約産業の成長が顕著である。
これらは広範な失業・不完全雇用を抱えるミャンマー社会にとって最も必要とされる業 種であり、経済近代化、産業発展の第一歩となりうる産業である。しかしながら2003年の米国の経済制裁(ミャンマー製品の輸入禁止)により、これらの産業はその主要な
輸出市場を失うこととなった。米国市場に代わって、現在、衣料や革靴の大きな輸出仕向地として、日本市場が注目されている。
本調査ではミャンマーにおける縫製産業の現状と課題を明らかにすることで、その発展可能性を検証するもので、特に日本市場への参入・浸透に必要な課題と対応策について考察するとの目的のもと、この分野に実績のある3名の専門家をミャンマー(ヤンゴン)に派遣した。