CSR(企業の社会的責任) 国際シンポジウム 【2005/1/19】

CSR(企業の社会的責任) 国際シンポジウム


概要


 アジア太平洋経済協力(APEC)人材養成事業の一環として、経済の自由化に伴う新たなリスクに対応するため、「リスク管理システム強化プロジェクト」を提案し、企業が直面する様々なリスクに備える、経営者教育プログラムを開発している。グローバル化が進む中、CSR(企業の社会的責任)が、新たな経営課題として浮上してきた。 価値観、文化の異なる海外事業展開においては、CSRへの真摯な取り組みによりリスクを未然に防ぐことにつながると考えられる。そこで、日本企業がこれまで、重きをおいてきた顧客満足、雇用の確保、環境管理、法令遵守などに加え、より広い社会との係わりのあり方について議論の場を提供することとした。


日時:2005年1月19日(水)
場所:経団連会館 国際会議場(東京、丸の内)
主催:(財)貿易研修センター
後援:経済産業省、(社)日本経済団体連合会、東京商工会議所、(財)企業活力研究所
参加者:企業幹部 約250名
テーマ:『グローバルビジネスにおけるCSR』~アジアでの事業展開に求められるもの~


 シンポジウムでは、CSRを企業の戦略に取り込むことの重要性について先進事例の紹介があり、同時に、日本企業にとって課題となっている多様性や、市民社会への働きかけなどについても、多くの事例が紹介された。

 APEC各地のCSR専門家の参加を得て、特にアジアでのビジネス展開にあたって、いわゆる欧米のCSR対応とは異なるアプローチがあるのではとの問題意識のもとに議論が展開された。講演、質疑応答を通じて、海外進出先の地元の立場からの意見、企業の失敗談、成功事例なども紹介され、参加した経営者にとっては、社会的背景によるCSRの重点項目の違い、本社と海外拠点の意識の相違などの課題が指摘され将来のビジネスにつながる、貴重な示唆をうることができた。

PDF (556KB) プログラム


関連事業 企業の社会的責任(CSR)ワークショップ


 本シンポジウム開催を機会に、APECのCSR専門家が一堂に会する機会がもてたことから、翌3月20日、関係者を中心にワークショップを開催し、APEC地域における課題を更に深く議論し、その結果APEC地域の現状把握を早急に実施することが合意された。


CSR開会講演 資生堂池田社長

CSR開会講演 資生堂
池田社長

経団連会館会場風景

経団連会館会場風景


基調講演者(住友化学 廣瀬氏、ロビンフッド財団 マニオン氏、エーデルマン ピカード氏)

基調講演者
(住友化学 廣瀬氏、ロビンフッド財団 マニオン氏、エーデルマン ピカード氏)


パネルディスカッション風景

パネルディスカッション風景


参加CSR専門家

参加CSR専門家



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担当:人材育成部


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