平成18年度 メコンビジネスフォーラム 【2007/03/05-08】

平成18年度 メコンビジネスフォーラム

概要


 アセアンの経済統合には、CLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)諸国の安定した経済成長や、貿易投資振興が重要であるとの認識から、我が国は、ジェトロによるメコン展の開催(2007年2月)などを通じて貿易投資の振興を支援している。今回の「メコンビジネスフォーラム」では、CLMV(諸国の貿易関係者(政府及び民間企業)に、先行するタイの経験から学び、また対日ビジネスについて理解を深めてもらうことを目的として開催された。同フォーラムでは、タイ及び日本の貿易振興に学ぶワークショップや、マーケティング及びデザインの専門家によるセミナーの開催、タイの家具製造工場(日本向け商品)、タイ国際家具展の視察などを通じて、情報提供や意見交換を行った。

主催:(財)貿易研修センター
共催:タイ商務省輸出振興局(DEP)
協力:経済産業省、日本貿易振興機構 日時:2007年3月5日(月)~8日(木)
場所:タイ バンコク

参加者


 カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムから、各国貿易振興部局幹部(各国1名)及び民間企業家(各国2名、昨年ジェトロが実施したメコン展出展企業から選定)、ならびにタイ貿易促進専門家(タイ商務省輸出促進局)1名、日本の貿易投資専門家(日本貿易振興機構)、日本の市場マーケティング及び日本向け商品のデザインに関する専門家3名の、計15名。
(詳細は下部を参照)


内容


 貿易振興に関するワークショップでは、それぞれの参加国における貿易振興・促進に関するプレゼンテーションを行った。また、タイの成功事例として、日本市場向け家具の製造工場を視察し、経営者との意見交換をしたほか、タイ国際家具展において国際競争力のある企業の商品を見学した。日本市場に関するセミナーでは、世界でも特殊で、最も顧客の目が厳しいといわれる日本の市場について、専門家から「日本には四季があるため、少しでも納期が遅れると季節はずれになり、致命的である」、「家が小さいので小型の家具やインテリアが好まれる」等、具体的な説明があり、参加者には大変勉強になったとの評価を得た。


 参加者からは、CLMV諸国の貿易振興担当政府関係者、及び民間企業家が一堂に会して意見交換をする、大変よい機会になったとして評価された。DEPやVIETRADEからの活発な貿易振興活動についての報告は、未だ貿易振興組織のないCLM各国の官民双方にとり参考になったようであり、今後組織化に向けて機運が高まることが期待される。また日本に対しては、日本で開催される展示会への招待、技術向上のための人材育成や情報提供などの支援をお願いしたいとの要望が寄せられた。


タイ DEPの前で集合写真

タイ DEPの前で集合写真

貿易振興に関するワークショップ

貿易振興に関するワークショップ


日本の市場に関するセミナー

日本の市場に関するセミナー


参加者


カンボジア王国
Mr. Uch Kimyon 商業省輸出促進局副局長
Mr. Phloeun Prim Artisan d’ Angkor社貿易部長
Ms. Yek Hong Lok Peace Handicraft & Silk社総支配人

ラオス人民民主共和国
Mr. Kham Ouan Houngdouangchanh 商工省生産・貿易振興局副局長
Mrs. Kongthong Nanthavongdouangsy Phaengmai Gallery社ディレクター
Mrs. Songbandith Nhotmanhkhong Thonglahasinh社ディレクター

ミャンマー連邦
Mr. Tint Thwin 商業省貿易総局国際貿易振興局長
Mr. Khin Ko Latt Hla Bayin Furniture (Hla Gabar Co., Ltd.)社社長
Mr. Sai Ba Nyan Maou Oak Shaung International 社社長

ベトナム社会主義共和国
Mr. Do Thang Hai ベトナム貿易新興庁(VIETRADE)副長官
Mr. Nguyen Ngoc Luong Phong Chau社副社長
Mr. Ha Xuan Khang Artexport社輸出入部長

タイの貿易投資に関する専門家
Mr. Rachane Potjanasuntorn タイ商務省輸出振興局(DEP)局長

日本人専門家
柳田 武三 日本貿易振興機構 貿易開発部長
大倉 節子 株式会社オズミック 代表取締役
山根 義幸 株式会社オリエンタルアイデアプロジェクト 代表


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担当:総務・企画調査広報部