平成19年度 北海道アジアインダストリアルツアー【2007/07/10-12】

平成19年度 北海道アジアインダストリアルツアー


概要


 かねてアジア諸国からの関心が高い北海道地域の農畜産加工業、及び観光による経済活性化を切り口として、アジア諸国の在京大使館関係者を対象に、北海道各地における酪農、地域おこし、商業観光についての取組みを視察し、北海道経済産業への理解を深める2泊3日のインダストリアルツアー事業を実施した。

日程:2007年7月10日~12日
主催:財団法人貿易研修センター
後援:経済産業省
協力:北海道経済産業局

参加者


14名(詳細は下部を参照)


主な訪問先等


・よつ葉乳業(株)十勝工場
・北海道十勝支庁
・アイヌ舞踊鑑賞
・帯広市川西農業協同組合別府事業所
・八千代公共育成牧場
・ふらのワイン工場
・ファーム富田
・旭山動物園
・北海道伝統美術工芸村

内容


 北海道全般の産業概況および十勝支庁における産業、漁業、農業について概要説明を十勝支庁にて受け、活発な質疑応答があった。また、地元経済人との懇談を通じて道内の経済、産業、ビジネスの現状と今後について活発な意見交換がなされた。
 北海道を代表する農畜産加工企業のよつ葉乳業(株)を訪問、酪農生産者による、酪農生産者のための乳業メーカーとして設立された歴史や、製造事業における技術・設備投資のほか、国際競争力強化の体制、コンプライアンス体制の整備、環境への取り組みを含めた企業の社会的責任を推進する行動指針などについて説明を受けた。その後工場内施設を視察、工場システムの理解を深めることができ、参加者から高い評価を得た。
 また、全国的にも高い収益率で知られる川西農協訪問では、試行錯誤の末、換金性の高い長いも生産にいたった経緯、農協による技術改良と農家の収入確保の成果のほか、日本の農業の現状、農畜産物の安全性、残留農薬等について説明を受け、有意義な訪問となった。八千代牧場、富良野ワイン工場の視察でも、商業観光と農畜産物、採算性などについて様々な知識を深める大変有意義な訪問となった。また、ファーム富田、旭山動物園、北海道工芸村視察では、商業観光における独自の特色、理念の重要性を知るよい機会となった。
 多くの参加者にとって雑誌、メディアを通じてしか知ることのなかった北海道を実際に訪れ、自国の参考となる農畜産業や観光産業の現状を視察し、知識を深める有意義な機会となった。また今回の事業を通じ、アジア諸国在京大使館の、特命全権大使2名、臨時代理大使1名を含む14カ国14名の外交官参加者に対して相互交流の場を提供できた。
 さらに、今回の事業が地元の北海道新聞を通じて大きく取り上げられ、アジア諸国の在日外交官一行の十勝支庁及び地元の各関連施設訪問が報道されて、本事業に対する地元の関心の高さをうかがわせた。

よつ葉乳業視察

よつ葉乳業視察

川西農協 長いも出荷工場

川西農協 長いも出荷工場



参加者


・バングラデシュ人民共和国大使館
 商務参事官 アブダル マンスール ファイズラー

・カンボジア王国大使館
 商務官 リム ティアリット

・中華人民共和国大使館
 参事官 牛建国

・インド大使館
 参事官 ビレンドラ シャンカール

・大韓民国大使館
 書記官 キー サン リー

・ラオス人民民主共和国大使館
 特命全権大使 シートン チッニョーティン

・マレーシア大使館
 公使参事官 バーリア モハマッド タミル

・モンゴル大使館
 経済参事官 ダシュタワ ハクワダシ

・ミャンマー連邦大使館
 特命全権大使 フラ ミン

・ネパール大使館
 臨時代理大使 パラス ギミレ

・パキスタン・イスラム共和国大使館
 広報担当 参事官 モハマド アブダル ワヒド カーン

・フィリピン共和国大使館
 商務参事官 マウイノ ハレスコ

・シンガポール共和国大使館
 一等書記官 セオウ フォン クー

・ベトナム社会主義共和国大使館
 商務官 グェン ホアイ ソン

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担当:国際交流部