OECD国際カンファレンス「グローバル・バリュー・チェーンにおける中小企業の役割強化」【2007/05/31-06/01】

OECD国際カンファレンス「グローバル・バリュー・チェーンにおける中小企業の役割強化」


概要


 2003年のスイス政府の提案に端を発し、2005年~2006年、OECD中小企業作業部会によって、「グローバル・バリュー・チェーンにおける中小企業の役割強化」に関する調査分析プロジェクトが実施された。これは、国際的に展開する企業がモノを生産(サービスを提供)する過程で形成する「企業の取引関係のつながり」(バリューチェーン)のなかに、中小企業がどのように組み込まれ、どのような課題に直面し、どのような支援策が求められているのか等を調査・分析し、その結果を政策提言の形にとりまとめていくものである。
 この成果を産学官の関係者に広く普及し、理解を深めるため、東京におけるOECD中小企業作業部会開催を機に、国際カンファレンスを開催することとなった。


日程:2007年5月31日(木)~6月1日(金)
主催:経済産業省、経済協力開発機構
共催:(独)日本貿易振興機構、(独)中小企業基盤整備機構、(財)貿易研修センター
場所:ホテルオークラ東京

内容


 第1日目(5月31日)は、OECD事務局からの「グローバル・バリュー・チェーンに関する調査」の結果発表に続き、自動車、精密機器、映画、ソフトウエア、観光の5つのテーマ別に、中小企業の国際化を巡る課題について事例研究をベースに議論が行われた。  第2日目(6月1日)は、前日の産業別セッションの議論を踏まえて、さらに、中小企業のGVC参入に関する横断的課題について、イノベーション・R&D・標準・技術、知的資産及び知的財産管理、連携メカニズム、国際ビジネス環境の政策テーマ別に論じた。  2日間に亘るカンファレンスのまとめとして、「OECD東京声明」が採択された。このなかでは、中小企業のGVCへの実益のある参加促進のための政策提言として、(1)GVCへの参加の普及啓発、(2)中小企業間の連携強化と協調を通じたGVCへの参加促進、(3)地域の中小企業の技術革新能力の向上、(4)知的資産の適正管理による中小企業の企業価値向上、(5)基準認証への対応支援、が揚げられた。

 本カンファレンスは、スピーカー、一般参加者あわせ、37か国から約600名の参加を得、その模様は、NHKニュースのほか、産経新聞、日刊工業等の紙面でも報道された。


PDF (186KB) プログラム


甘利経済産業大臣による開会挨拶

甘利経済産業大臣による開会挨拶


会場

会場

レセプション

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担当:国際交流部