ケースメソッド教授法ワークショップ「学習効果を高めるディスカッションリード【2009/1/26-27】

ケースメソッド教授法ワークショップ
「学習効果を高めるディスカッションリード


概要


 ケースメソッドの普及と質の向上を図る目的で、ケースメソッドに一定の経験がある教育者を対象にワークショップを開催した。講師のブエナベンチュラ・カント(Buenaventura Canto)アジア経営大学院教授は40年以上にわたるケースメソッドの経験を持ち、同大学院において、指導者育成や、ディスカッションリードのスキル向上、カリキュラムデザインのためのプログラムを主導してきた。ディスカッションリードに焦点を当てたプログラムを要望する過去の企画参加者からの声を受け、今回、同氏を招き、実際にケースで授業を運営している方を主な対象として、スキルアップのための実践的なノウハウを検討し、共有することを目指した。


主催:日本ケースセンター((財)貿易研修センター)
日程:2009年1月26日(月)、27日(火)
場所:TKP虎ノ門ビジネスセンター(東京都港区虎ノ門)


参加者


大学(院)教員、経営コンサルタントなどを中心に、約30名


内容


 ケースを使用した授業において、どのようにディスカッションをリードすると、より参加者の学習効果を高めることができるのか、ポイントを総括的にカバーした。議論を深める質問や受け応えの仕方、議論のコントロールの仕方など、授業運営の実践的手法を紹介・検討すると共に、学習目標の設定の仕方や、授業参加者の評価方法など、授業の前後に必要な作業についても取り上げた。講師・参加者が、互いの経験を共有し合いながら、より効果的な手法を模索した。

 大学教員、経営幹部を指導するコンサルタントなどを中心に28名が参加し、そのうち76%がケースメソッドの授業運営経験者であった。また全員が回答したアンケートでは、62%がワークショップ全般について「大いに収穫があった」とし、残り38%の人も「概ね期待通り」と回答。丸2日間のプログラムであったが、約80%の人が「適当な長さであった」と回答していることから、全体的に満足度の高いワークショップであったと結論づけられる。


PDF (422KB) プログラム


ラーニング・コントラクトについて説明するカント教授

ラーニング・コントラクトについて説明するカント教授

ケースリードするカント教授

ケースリードするカント教授


クラスディスカッション

クラスディスカッション




担当:人材育成部