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第38回APEC 人材養成作業部会(HRDWG)及び第17回キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合 (ペルー共和国・アレキパ) 【2016/5/7-10】

第38回APEC 人材養成作業部会(HRDWG)及び第17回キャパシティー・ビルディング・ネットワーク(CBN)会合 (ペルー共和国・アレキパ)


概要


 2016年のAPEC会合はペルーがホストエコノミーになっており、5月に第2回高級実務者会合(SOM2)及び関連会合、及び、貿易担当大臣会合(MRT)がペルー第2の都市、アレキパで開催された。IISTは、その関連会合の中の一つである、第38回人材養成作業部会(HRDWG)およびその傘下の、能力構築/キャパシティービルディング小部会(CBN)に登録されており、5月7日~10日までの日程で会合に参加した。

日程


・2016年5月7日 人材養成作業部会 (HRDWG - Plenary Opening Session)

・5月8日 CBN小部会

・5月9日 CBN-LSPN (労働・社会保護小部会) 合同会合

・5月10日 人材養成作業部会 (HRDWG - Plenary Closing Session)

PDF (96KB) 詳細スケジュール(英語)

内容


 2016年のAPECは、「Quality Growth and Human Development/質の高い成長と人材開発」 をテーマに掲げ、(1) 地域経済統合の推進と成長、(2) 地域フードマーケットの促進、(3) アジア太平洋地域の零細・中小企業の近代化、(4) 人材開発促進 、を主要課題に掲げている。加えて本年度開催された第38回人材養成作業部会(HRDWG)では、教育、スキル開発、労働市場の情報共有、技術供与、才能と管理能力の育成、労働者の利益の保護と啓蒙等の分野のプロジェクト活動の重要性が確認された。

 第17回CBN会合では、日本をはじめ、豪州、チリ、中国、韓国、メキシコ、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、チャイニーズ台北、タイ、米国、ヴェトナムの14の国・地域が参加した。議事は、本年度一杯で2期目のコーディネーター任期を終えるチャイニーズ台北が議長を務めた。今年のセッションの焦点として、(1) 学校と職場を繋ぐスキル開発の促進、(2) 労働生産性の向上、(3) 産業界-職業訓練-学術界の連携協力によるタレント・ギャップの解消の促進、(4) コンピテンシー(行動特性)・スタンダードやスキル・モビリティーを促進する訓練クオリティーの開発、(5) 中小企業の人材管理・人材養成のキャパビルの強化、(6) グループ横断的な連携協力 などが挙げられた。共同議長を務めるペルーからは、APEC域内のエンプロイアビリティ-(労働移動を可能にする能力)を高め得るソフト・スキルの開発と強化に資するプロジェクトについて紹介された。続いて各エコノミーから、現在計画中、進行中又は完了したプロジェクトについて、各々紹介があった。また、2015年のCBN活動を振り返り、映像を交えて総括した後、2016年に向けての展望を共有した。

 翌日の労働社会保護(LSPN)小部会とCBNの合同会合では、計17の国・地域が参加して開催された。最終日、作業部会の全体会合では、各小部会のコーディネーターが各部会の活動を総括し、年間活動計画、戦略計画、TORの今後の修正合意に向けての作業が確認された。


第38回HRD-WG

第38回HRD-WG

第17回CBN会合

第17回CBN会合




担当:人材育成部

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