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APEC域内における資格相互認証等にかかる事例研究プロジェクト ワークショップ (ハノイ)【2017/05/13】

APEC域内における資格相互認証等にかかる事例研究プロジェクト ワークショップ (ハノイ)


概要


 本プロジェクトでは、APEC域内の人の移動を促進する取組として、職能・職業資格の相互承認や、関連する地域協力の現状についての理解を増進し、APECにおけるモビリティー促進の議論に貢献すべく、域内の先行する事例について、プロジェクトの前半で実施した文献調査、およびヒアリング調査を実施してきた。今回のワークショップは、その結果を基に、より多くの関係者や専門家と情報を共有するとともに、さらなるインプットを吸収する機会とする目的で、ワークショップを開催した。

主なスケジュール


2017年5月13日(土)午後 Vietnam National Convention Center(ハノイ)にて

PDF (1.42MB) 詳細スケジュール(英語)

参加者


スピーカー: 4名 (オーストラリア、チャイニーズ・タイペイ、ベトナム、日本)
プロジェクト・リサーチャー(モデレーター1名、他2名)、
ほか参加者(ABAC、オーストラリア、ブルネイ、中国、タイペイ、インドネシア、マレーシア、パプアニューギニア、フィリピン、ベトナム等、30名)


内容


 プロジェクト・リサーチャーからは、これまでのAPEC域内の相互承認の取り組みによる成果として、相互承認の条件を満たすための資格管理機関や資格枠組の構築による、(1) 労働者の質の向上や、(2) 国際企業による現地人材の雇用における指標の提供等が挙げられた。また、まだまだその実現に向けて課題の多いい域内の労働移動に関しては、今後着目すべき課題として、(1) エコノミー間の資格に関する定義や手法の違いや、(2) 各エコノミーの政策における優先課題や実施能力の違い、また、(3) 労働者自身による海外での就労のための相互承認制度の利用の少なさ等が指摘された。また、こういった課題の解決方法としては、(1) 達成可能な目標の設定、(2) 関係する全ステークホルダーの参加、(3) 各ステークホルダーの代表者で構成する管理組織の設立、(4) 先駆的なエコノミーの成功事例の周知徹底、(5) 相互承認された資格のマーケティング強化とインセンティブ付与、(6) エコノミー間の実施方法の違いを認めつつ、徐々に足並みをそろえる地道な努力や、(7) まずは類似する特徴を持つエコノミー間での先行事例の促進などが挙げられた。ワークショップの成果は、11月までに取り纏められる最終報告に反映されるとともに、ダイジェスト版とフルレポート版に別けて、出版・公表される。

※プロジェクト完了報告書はこちらのAPECサイトから入手できます(英文のみ)。


スピーカーの講演風景

スピーカーの講演風景

(上)会場風景(下)セミナー・スピーカーとの記念写真

(上)会場風景
(下)セミナー・スピーカーとの記念写真




担当:人材育成部

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